Contents

【思い】NO.204 日常

Contents

朝の夢は、ある一日の夢とつながっていた。
会議室でミーティングを終え、見慣れた道をずっとたどってワークステーションに戻ろうとしていた。
その場所に着くと、以前拡張されていたワークステーションはなくなっていて、
鉄骨の骨組みだけが残っていた。
何人かの作業員がその上で何かを溶接していた。
会社を出て近くの通りに行くと、記憶にあったタコボール4の住所の寮の建物がなくなっていた。
寮の建物の下にあったオリジナルの小売店はまだそこにあり、明るく照らされていた。
店員のおばさんは、アヒル口の帽子をかぶって、ポイントの外に立っている客を温かく迎えていた。
私はどこに住もうかと考えた。
そう思って手に持っていた携帯電話をめくると、突然、携帯電話の記録が目に飛び込んできた。
“寮の住所がどうしてタコボール5に変わったんだ?”
私は近所を見回したが、本当に道がわからなかった。